昔は果樹王国と言われた神奈川県藤沢市。戦後の高度経済成長期から都市化が進み、果樹園も宅地に変わってゆく中、くだもの生産も卸市場の量勝負から直売・宅配の質勝負へ変わっていきました。現在藤沢市では50軒以上のくだもの農家さんが、少量多品種や単品種高品質で丁寧に生産しているフレッシュなくだものを旬の時期に、そして一年中なにがしかの品種を楽しめます。

 2021年10月3日に藤沢市の遠藤御所見地区を100名のツアー参加者が巡る「温泉ガストロノミー in 藤沢」というウォーキングイベントが開かれました。このウォーキング最中に食べるおやつの一つとして、古民家ごんばちの商品を検討した結果、藤沢のぶどうをドライ商品にすることにしました。その試作品には、300年長屋門と共に暮らし、ご家族でおいしいぶどうを生産されている岸田果樹園より、二種類いただきました。

BKシードレス

 生食で感じられなかった濃縮されたさわやかな酸味

オーシャンズアイ

 ワインのような甘味の中に深みのある複雑な味わい

 一粒一粒水分や糖分が異なるため、約一週間かけて各粒の状態を確認しながら乾燥します。乾燥には、藤沢や近隣から旬のおいしい野菜やくだものを使って乾燥品を生産しているVita Sanaで製造しています。保存料、添加物不使用で、ぶどうだけで作った無添加の一品です。生食では感じられない、干しぶどうならではの味をお楽しみいただけます。

 本商品の購入サイトは、下記に準備しております。

購入サイトリンク>慶育市場

 本商品はイベントに合わせて試作してみた中間製造品です。まだパッケージデザインも無く、乾燥剤は入れていても脱酸素剤が入っていない、一袋に入っている個数が違う、袋に貼る説明シールが紙とセロハンテープ等、現在の商品状態は極めて簡素な手作り品になっています。このような状態から、藤沢名産品へと育ててゆく、という目標にご賛同いただき、真摯にコメントをいただける方の応援をいただきたいと願っています。

なお、製造から4日後に全て-18℃の冷凍庫に入れました。微生物・理化学検査を行って消費期限を調べたところ、セミドライ品(冷蔵保存)で9日、ドライ品(常温保存)で18日と判明しました。

購入サイトリンク>慶育市場

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