藤沢の藤を愛する『藤倶楽部』は2007年発足、市民に歩いて市の花に親しんでもらうことを目的に掲げて、引地川・境川沿いの史跡、寺社をたどる2つの散歩道「引地川・フジ史跡ロード」と「境川・フジ水辺ロード」を作成し、マップも製作・配布し。2019年に二代目会長に交代してから活動を刷新し、藤沢の市花である藤の花が咲き誇る風景・名所をつくり、藤沢の活性化を目指しています。現在はフジロードに掲載した公園・社寺等の藤の開花状況や手入れに関する調査、メンバーの藤の剪定技術向上を中心に活動しています。

白旗神社の藤を題材にして、会長による技術講習

 全国各地の藤の名所では、新聞記事で開花情報を紹介されていますが、藤倶楽部は開花状況を調べる市民団体として開花情報と共に紹介されました。フジロードに選んだ市内21か所の開花状況を調べていると、藤の花を眺めに散策されている市民の方々に多く出会います。このような市民の皆さんから、藤の開花を楽しみしているという声を聞く度に、藤沢市内の藤の名所がより一層よくなるように取り組んでいきたいと改めて思います。今後は藤沢ならではの取組になるよう、散策ツアーやフォトコンテスト、藤にちなんだ商品開発等を検討しています。

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